25日まで南アフリカで開催されたダーバン国際映画祭で『ピーターパンの公式』のチョ・チャンホ監督と俳優のオン・ジュワンが新人監督賞と男優主演賞をそれぞれ受賞した。

 19歳の少年が経験する成長痛を描いた『ピーターパンの公式』は、3月に行われたフランスのドーヴィル・アジア映画祭でも審査委員賞を受賞している。

 チョ・チャンホ監督は「人間の本能と心理に対する徹底した探求と共に、繊細で感傷的なタッチでピーターパンの旅程を描いた」と映画に関する説明をし、「今回の受賞により次の作品への意欲がさらに増した」と受賞の感想を述べた。

 この映画祭はアフリカでは長い歴史と規模を誇る映画祭のうちのひとつで、昨年は韓国映画『オールドボーイ』と『うつせみ』が上映され、今年は同映画とチャン・リュル監督の映画『芒種』が競争部門で、チャン・ユンチョル監督の『マラソン』、キム・ジウン監督の『甘い人生』、パク・チャンウク監督の『親切なクムジャさん』がパノラマ部門で紹介された。

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