ソン・ユナが、今年の夏に続々と公開される韓国ホラー映画の「ホラークイーン」の座を巡って、宣戦布告をした。

 映画『阿娘(アラン)』の主役を演じたソン・ユナは20日、明洞ロッテシネマ・アベニュエルで開かれた試写会に出席し、自身の役柄について説明した後、映画出演の感想を語った。

 ソン・ユナは「最初のシナリオ段階では、自分が演じるソヨンは、ドライで中性的なたくましい女性で、同性の自分でも見惚れてしまうようなキャラクターだった」とし、「しかし撮影開始が近づくにつれて、一般に認識されている自分のイメージとは、あまりにもかけ離れていることから、若干(女性的に)調整された」と話した。

 ソン・ユナが試写会で話したように、予想されていた荒々しくタフな主人公というイメージは、相当に女性らしく中和された印象を受けた。またソン・ユナは「演技上、悪口を言って罵るシーンや、タバコをカッコ良く吸うシーンにも、一大決心して挑戦してみたのだが、そのシーンは全て編集でカットされてしまった」と話し、監督に向けて残念そうな表情を見せる一幕も見られた。

 また報道陣からの「昨年公開されたホラー映画『フェイス』に続いてのホラー映画への出演となるが、特に抵抗はなかったか」という質問に対し、ソン・ユナは「『阿娘』は女優として自分に与えられた1つの作品であり、ホラー映画というジャンル自体が作品に出演するか否かを決める基準にはならない」と説明した。

 『阿娘』は、慶州南道に伝わる「阿娘物語」を現代的にアレンジしたスリラー風のホラー映画で、今年の夏に公開される6本のホラー映画(韓国映画)の中で、もっとも早く公開される。

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