シン・ドンイル監督の映画『訪問者』が、18日(現地時間)に閉幕したシアトル国際映画祭で、ニュー・ディレクターズ部門「審査委員賞」を受賞した。

 この審査委員賞は、将来性の高い新鋭監督が制作した11本の映画の中で、最も独創的なコンセプトと高い作品性を持った映画に与えられる賞。

 『訪問者』は今年開かれたベルリン映画祭で「ベルリン映画祭トップ50」に選ばれたりもしたほか、香港国際映画祭、シドニー国際映画祭などに招待され、韓国映画の質の高さを再確認させた。

 『訪問者』は、人生何をやってもうまくいかない2人の男が、互いに共感しあいながら、自身の人生を主体的に生きていくようになる姿を描いた映画。新鋭俳優カン・ジファンのスクリーンデビュー作で、国内では今年下半期に公開される予定。

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