ポン・ジュノ監督の新作『グエムル‐漢江の怪物‐』が米ニューヨークタイムズに続き、フランスのルモンド紙で集中的に報道された。

 ルモンド紙は23日、文化セクションでポン・ジュノ監督のインタビューを掲載し、『グエムル-漢江の怪物-』はスタンリー・キューブリックの『博士の異常な愛情』を連想させる驚くべき映画」と評価した。

 第59回カンヌ国際映画祭監督週間に招待された『グエムル-漢江の怪物-』は、計10カ国に韓国映画史上最高価格で輸出され、米ニューヨークタイムズは23日付けの報道で「今年のカンヌ最高の映画」と激賞している。

 ルモンド紙は「『グエムル-漢江の怪物-』は伝統的な怪物映画に推理とコメディーの要素まで組み込まれている」と紹介した。ポン・ジュノ監督はルモンド紙とのインタビューで「社会が弱い構成員を保護することに無力だということを見せたかった」と話した。

 平凡なある家族が漢江に出没した怪物に家族をさらわれた後、死闘を繰り広げるこの映画は、7月27日から韓国で公開される。

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