仲村トオル主演の日本映画が初めて国内で公開される。

 仲村トオルは韓国映画『2009ロストメモリーズ』でチャン・ドンゴンと共演し、韓国の観客に強い印象を与えた。また、昨年公開された『青燕』にも出演しており、韓国で最も有名な日本人俳優に挙げられる。しかし、仲村が日本で撮影した映画は国内で一度も公開されたことがなかった。

 今回、韓国で公開される『UNLOVED』は、2001年カンヌ国際映画祭で国際批評賞を獲得し、主演を演じた仲村トオルも思い入れが深いという作品。映画で仲村はベンチャー企業のエリート社員勝野英治に扮し、自分を捨てて高卒の溶接工下川弘(松岡俊介)と恋に落ちる恋人影山光子(森口瑤子)の理解できない選択に苦しむ。

 映画は3人の男女の出会いと別れを描写しており、哲学的な台詞を通じお互いの立場や感情を詳細に描いた傑作。5月24日公開の予定。

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