‘ハーフのスター’ダニエル・ヘニーがタレントのリュ・シウォンのおかげで慶尚北道安東市河回村での撮影を無事終えた。

 KBS第2『春のワルツ』で韓国人とドイツ人のハーフ、フィリップ役を演じているダニエル・ヘニーは先日、母親の実家を訪ねるシーンを撮影した。この母親の実家として登場した家こそリュ・シウォンの実家。

 外国人との結婚で、韓国の保守的な結婚観を持つ両親から認められないまま亡くなった母親の思い出と愛を胸に訪れた安東。フィリップは熱い涙を流しながら許しと和解の言葉を伝え、視聴者の心に訴えた。


 まさにこのシーンでフィリップの母親の実家として登場した家がリュ・シウォンの本家「澹然斎(タミョンジェ)」。西厓という号を持つ朝鮮時代の儒家、柳成龍(リュ・ソンリョン)先生の生家で、1999年に訪韓したエリザベス女王が韓国式の誕生祝いの食事をしたことでも有名だ。

 澹然斎での撮影は『純粋』『プロポーズ』でユン・ソクホプロデューサーと特別な縁を結んだリュ・シウォンの手助けで実現した。リュ・シウォンの父、リュ・ソンウさんは韓服を着慣れていない俳優たちの身なりを自ら進んで整えたり、『春のワルツ』 制作スタッフに伝統について講義をしたりしたそうだ。

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