アジア全域で韓流ブームを巻き起こした代表的な時代劇『宮廷女官チャングムの誓い』と新感覚時代劇『宮』がアラブ全域で放送される。

 MBCドラマの海外輸出担当のある関係者は「8日ヨルダンのある配給会社と『宮廷女官チャングムの誓い』を中東地域と北アフリカのアラブ語を使用する全国家で放送する輸出契約を締結した」と明らかにした。

 『宮廷女官チャングムの誓い』は2月、国情広報処傘下の海外広報院を通じエジプト国営放送のERTUに無料供給され、アラブ語に吹き替え一部中東地域で紹介された。同ドラマは中東アラブ圏の視聴者に新たな興味と新鮮な感動を与え、今回有料で中東全域に正式輸出することになった。

 同関係者は「アラブ市場は中南米や中国のドラマが主体になっており、韓国ドラマ輸出の不毛地帯も同然だった」とし「今回の輸出契約は、アラブ市場も韓国ドラマの圏内に入り始めたという意味がある」と強調した。

 また、中東地域で『宮廷女官チャングムの誓い』が人気を集め韓国の時代劇に対する関心が高まっているなか、最近放送終了した新感覚フュージョン時代劇『宮』も中東全域で放送される予定だ。

 既に中国、台湾、タイ、香港、フィリピン、ベトナム、シンガポール、マレーシア、インドなどに輸出されている『宮』は8日にヨルダンと輸出仮契約を結び、『宮廷女官チャングムの誓い』と共に韓国ドラマの新たなおもしろさを伝える予定だ。

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