ヨンジェとクッキは念願の対面を果たした。だがヨンジェが去った後、チュテの妻ヒョンジャはクッキを元の納屋に戻す。

 女学校入試でクッキは合格し、カンニングがばれたシニョンは不合格となる。ヒョンジャの怒りはクッキに向けられ、クッキは海州(ヘジュ)屋へ奉公に出されてしまう。

 満州の独立軍兵舎では、ヨンジェが手に入れたペニシリンで多くの兵が救われていた。一方ヨンジェは、愛娘クッキへの想いを募らせていた。

 海州屋の女将は、クッキに小学校の卒業は約束してくれるが、それ以上は望めない。クッキは父に貰った懐中時計を握りしめ、京城行きの汽車賃を工面しようと、質屋へ向かう。

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