イ・ビョンホンの優しい心配りが日本のファンを感動させた。

 イ・ビョンホンは14日、ソウル国立劇場ヘオルム劇場で行われた第42回百想芸術大賞の授賞式で『甘い人生』で映画部門の最優秀男性演技者賞を受賞した。この日の授賞式にはイ・ビョンホンをひと目見ようと200人余の日本人ファンがかけつけていた。

 イ・ビョンホンを慌てさせた小さな“事件”が起こったのは受賞の感想を言い終わる頃。花束をどうしても渡すことができずためらっていた日本人ファンが、結局舞台の下に花束を置いて逃げるように席に戻ってしまったため。当時、第2部が予定より5分遅く始まり、急いで授賞式を進めていたこともあり、司会者もその状況について何の言及もしなかった。

 しかしイ・ビョンホンはそのまま退場することなく、受賞者のチョ・スンウ、キム・ヘスの後ろを回って舞台の前へ行き、そこに置かれた花束を大切そうに持ち、舞台から降りたのだった。イ・ビョンホンのこのような優しい心配りに海外のファンをはじめ、その場にいた韓国の映画ファンたちも一瞬ざわめき、暖かい拍手を送った。

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