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武道館でイ・ヒョリとBoAが競演
韓国を代表する女性シンガー、イ・ヒョリとBoAが1年8か月ぶりに共に舞台に立った。
イ・ヒョリとBoAは15日、東京の武道館で行われた「Mカウントダウン・イン・ジャパン」のオープニングとエンディングの舞台でそれぞれ華やかなダンスと歌を披露した。2人が共に舞台に立つのは、2004年6月21日、オーストラリア・シドニーのオペラハウスで行われた「オーストラリア移民30周年記念コンサート」以降1年8か月ぶりのこと。
これまで韓国最高の女性シンガーを座をめぐり激しい競争を繰り広げてきたイ・ヒョリとBoAだが、アルバムの発表の時期が違っていたため、同じ舞台に立つことはほとんどなかった。これに加え、この日の舞台は2人それぞれに特別な意味があり、韓国のファンたちの注目を浴びていた。
イ・ヒョリは先月24日、2rdアルバムのタイトル曲「Get Ya」が盗作疑惑に巻き込まれ、放送活動を電撃的に中断してから3週間ぶりのステージ。久々の舞台のせいか、イ・ヒョリは公演前日から3度のリハーサルにすべて参加するという熱の入れようで、制作陣はこのままでは倒れるのではないかと心配したという。
後続曲の「Shall we dance」を初めて披露したイ・ヒョリは、太ももが強調された黒い衣装で舞台にあがり、タンゴやサルサを取り入れた独特なダンスを踊った。「Get Ya」のぜんまい仕掛けダンスに続き、太ももを強調したダンスで再び注目を浴びる見込みだ。
日本での活動が続いていたBoAもこの日はイメージチェンジして舞台に上がった。この日のBoAはレゲー調のヘアスタイルでこれまでとは違ったイメージを演出し、日本で最近発表した「OUTGROW」、「DO THE MOTION」、「Everlasting」の3曲を熱唱した。特にパワー溢れるダンスはアジアのスターという称号を納得させる出来だった。
一方、この日の公演にはSHINHWA(シンファ、神話)、東方神起、シン・スンフン、K、パク・ヨンハ、紫雨林など韓国最高の歌手たちが勢ぞろいし、1万5000人が入場する中、大盛況のうちに終わった。SHINHWAはこの日、公演の前に行われた記者会見で6月14日に初めての日本語でのシングルを発表する計画だと伝えた。