昨年12月29日に幕を開け1200万人の観客を動員し、韓国映画最高の興行記録を打ち立てた『王の男』が27日、華麗なる千秋楽を迎える予定だ。

 『王の男』の配給元シネマサービスのある関係者は14日、「『王の男』は5月までは劇場上映しないだろう」とし「27日には全ての劇場で上映終了する」と話した。27日に千秋楽を迎えた場合、『王の男』の上映日数は120日になる。

 『王の男』は現在、ソウル5劇場、全国11劇場で上映されている。現在でも1日に全国で1000人程度の観客が入場しているといわれる。前週末(9日基準)までの累積観客数は1229万5486人であることから、『王の男』の最終スコアは概算で1230万人と予想される。

 マーケティング費を含み、総制作費が60億ウォンに過ぎない『王の男』は、時代劇という限界と大型スター不在というデメリットを見事克服し、作品性で頂点に立った。

 これにより、イ・ジュンギが巻き起こした“美男子シンドローム”のほか、宮廷芸人に再度スポットライトが当たるなど社会全般に影響を及ぼした『王の男』は大好評のなか上映終了し、韓国映画に新たな神話を築いた。

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