映画
コ・ソヨン「お願いだから電気を消さないで」
「夜は絶対電気を消さないでください」。映画『アパート』(トイレスピクチャーズ、(株)映画セサン制作)撮影中のコ・ソヨンの言葉だ。
『アパート』は‘毎晩9時56分に同時に電気が消えるアパートで起こる身の毛もよだつ恐ろしい事件’を描いたホラームービー。コ・ソヨンは周りの人々に心を開くことができずに寂しく生きる冷たい性格のキャリアウーマン、セジンを演じる。
そんな彼女だが、最近アパート内部のセット撮影が始まってから、周りの人々に「夜は電気を消さないで」と必死にお願いしているという。
コ・ソヨンは「日常の空間で起こる恐怖を描いた映画を撮影していると、自分が暮らしているさまざまな空間が恐ろしく感じられてきた」と他の人にはわからないつらさを口にした。
特に「‘電気が消えると人が死ぬ’という映画の設定で、周りで電気が消えると何か事件が起こるような気がする」と訴えた。
夜中に撮影を終えて帰宅しても「絶対電気を消さないで」と家族に頼み込んでいるとのこと。
4年ぶりのスクリーン復帰で、日常生活でも恐怖に震えるほど映画の設定に入り込んでいる様子。彼女ならではのクールな美しさで魅惑的なホラーの演技を披露しているコ・ソヨンの熱演で、映画は現在40%ほど撮影が進み、今夏公開される予定だ。