カン・ヘジョンと日本のトップ俳優浅野忠信が共演する映画『Invisible Waves』が5月11日、韓国で公開される。

 『Invisible Waves』はタイのタランティーノと呼ばれ世界的にもその実力が認められているペンエーグ・ラッタナルアーン監督の5作目となる長編映画。韓国の女優カン・ヘジョンと日本の俳優浅野忠信が出演するというだけでも話題となっている作品だ。

 昨年ベルリン映画祭コンペティションに進出し、バンコク映画祭オープニング作品に選定された『Invisible Waves』は、国内ではスポンサーにもなったCJエンターテインメントの輸入、配給で公開される。

 男性主人公を演じる浅野忠信は『珈琲時光』『PiCNiC』『座頭市』『御法度』などで韓国でもよく知られた日本映画界の至宝。ペンエーグ・ラッタナルアーン監督の前作『地球で最後のふたり』(英題「Last Life in the Universe」)でベルリン映画祭主演男優賞を獲得し、世界的にも認められた。

 『トカゲ』の公開を控えるカン・ヘジョンもまた、『オールドボーイ』『恋愛の目的』『ウエルカム・トゥ・ドンマッコル』などで演技力と興行力を実証した将来有望な女優。言葉の壁を越えた2人の共演に関心が集まっている。

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