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映画のようなドラマ『恋愛時代』が今日スタート
“映画のようなドラマ”を標榜するドラマ『恋愛時代』が今日夜10時から韓国SBSで放映される。
同ドラマは、映画『王の男』のジャンセン役で第2の全盛期を迎えているカム・ウソンと『私の頭の中の消しゴム』で韓流スターに飛躍したソン・イェジンの久々のドラマ復帰ということで話題を集めた。
恋愛時代は、最近増加している20代で離婚した元夫婦をテーマにした恋愛ドラマ。本屋の主人イ・ドンジン(カム・ウソン)は、本屋に本を買いに来た水泳のインストラクターユ・ウノ(ソン・イェジン)と恋に落ち結婚するが、お互いのすれ違いから2年で離婚することになる。しかし別れた後、2人が距離を置きお互いの生活を見守るうちに、より深い愛を感じるようになる。
素材だけでも制作過程が独特な作品だ。『ゴーストママ』『チム~あこがれの人~』『エンジェル・スノー』などを手がけたハン・ジスン監督のドラマデビュー作として制作方式や映像など様々な面で「映画のようなドラマ」を標榜している。『同い年の家庭教師』の脚本家パク・ヨンソンをはじめスタッフの8割以上が映画制作者で構成されている。16話の台本が完成した状態で、現在撮影が7割程度進んでおり、一つ一つ描かれたコンテをもとに場面を撮影するなど事前制作のメリットを最大限に生かす計画だ。
ハン・ジスン監督は「別れても愛の絆を断ち切れない2人の心を繊細な心理描写や独特な場面展開などを通じて描きたい」とし「ブラウン管を通してではあるが、映画に見劣りしない映像美と劇として完成度の高い作品をお見せする計画」と話した。
また、同作品はいくつかの点で日本とも関連があることからも、関心を集めている。同作品の原作は、日本の劇作家野沢尚氏が98年発表した『恋愛時代』。ペ・ヨンジュンの日本の所属事務所として知られるIMXと昨年『私の頭の中の消しゴム』を日本に紹介し大ヒットを記録したギャガコミュニケーションが同ドラマに投資したといわれる。
このため、月火ドラマ市場で韓流を意識した3作品が火花を散らすことになる。ユン・ソクホ監督の四季シリーズの完結編『春のワルツ』、韓流スターキム・レウォン主演の『君はどの星から来たの』、そして最後に宣戦布告する『恋愛時代』が韓国の視聴者からどのように評価されるのか、目が離せない。