音楽
mink、米ビルボードダンスチャートで1位
韓国出身で日本で活躍している歌手minkが米ビルボードダンスチャート・リミックス部門で1位を獲得した。
日本のスポーツ紙スポーツ報知は27日「minkが25日(現地時間)、米マイアミで行われた米最大級の音楽コンベンション『Winter Music Conference』に参加。4月8日付ビルボードのダンスチャート(リミックス部門)で1位となった『Glory of Life』を披露。集まった音楽ファン約1000人を魅了し、全米進出の一歩を刻んだ」と報じた。
同紙によると、昨年8月に『Mink』でデビューしたminkは、ビルボード3位まで上昇し、4月8日付チャートで1位を獲得した。2001年に『Trust your love』でビルボード1位を獲得した倖田來未がその後日本で大ブレークしたことから、minkが今回のビルボード1位を獲得したことで今年の日本の音楽界の台風の目になりそうだとスポーツ報知は見通した。
1984年2月15日生まれのミンクは、ノラ・ジョーンズなどの歌をカバーしたデモテープをBoAや浜崎あゆみが所属するエイベックスに送り、即採用。2005年にデビューアルバム『Mink』をリリースし10万枚をセールスした。ビルボード2月号は「彼女のボーカルはグレート」と絶賛した。
minkは4曲を収めたシングル『4LOVE』を4月19日にリリース。4月14日には大阪、17日には東京渋谷でライブコンサートを行う。
一方、minkはこの日、「Winter Music Conference」で「ビルボードで1位を獲得したアジアの歌姫」と紹介され、ステージに上りビルボード1位の曲『Glory of Life』を歌った。
ステージに上った直後、突然のマイクトラブルで音が出なくなるというアクシデントに見舞われたが、minkは『Glory of Life』を英語で何事もなかったかのように堂々と歌い、マイクが回復するとステージは大いに盛り上がった。
minkが参加した「Winter Music Conference」は今年で21回目を迎えるダンス、音楽を中心にした全米最大規模の音楽祭。minkはビルボード1位を獲得し、同音楽祭に招待された。