KBS第2テレビ『春のワルツ』に紳士的なマネジャー、フィリップとして登場するダニエル・ヘニーが、ブラウン管の前で女性視聴者の心を釘付けにした。

 14日放送された『春のワルツ』4話は、子役時代を過ぎ大人になった後の物語に入り、視聴者の期待を一層膨らませた。3話までに見せた絵のような映像と子役たちの光る演技が、大人になった後の俳優たちにどう続くのかが視聴者の注目の的になった。

 この日『春のワルツ』4話では、オーストリアの古城で撮影された主人公たちのワルツのシーンが放送された。これまでに放送された3話までの子役時代の映像が『春のワルツ』が伝えようとする“春”の生き生きとした雰囲気に包まれていたとしたら、4話はワルツの本場オーストリアの異国的で洗練されたワルツのメロディーが“春”の魅力を倍増させた。

 華やかな衣装に身をまとった4人の主人公が、ワルツのダンスと共に視聴者の目を釘付けにしたのは、まさにダニエル・ヘニー演じるフィリップの感性豊かな演技だった。劇中、ジェハ(ソ・ドヨン)の冷たい言葉に逃げるようにパーティー会場を抜け出し、足をケガしたウニョン(ハン・ヒョジュ)に童話の中の王子様のように近づき、手当てをするダニエル・ヘニーの演技は数多くの女性視聴者たちの心を揺さぶったに違いない。



 実際、撮影現場でもスマートな身のこなしが定評だったダニエル・ヘニーは、このシーンでもいつものジェントルマンぶりを発揮して完璧にこなし、ユン・ソクホプロデューサーが描いた絵のような背景がダニエル・ヘニーを童話の中の王子様として一層引き立たせていた。

 放送前後から『春のワルツ』掲示板には、大人になってからの演技に対する好評と同時にダニエル・ヘニーの演技やジェントルマンぶりにメロメロになったファンのメッセージが相次いだ。

 大人の俳優陣に交代し、物語全体に拍車がかかった『春のワルツ』は、来週から主人公4人の恋の舞台をソウルに移し、本格的な恋の香りを伝える。

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