「恋愛より音楽」

 映画『NANA』の公開を控え、韓国を訪問した日本のトップスター中島美嘉が、映画の登場人物のように恋愛より音楽を選ぶとし、音楽への思いを吐露した。

 中島美嘉は13日午後、ソウル三成洞コエックス(COEX)のメガボックス(MEGABOX)で開かれた『NANA』の記者試写会および懇談会に出席し、韓国の取材陣と初対面した。9月に日本で公開され、500億ウォンの興行収入をたたき出した映画『NANA』は、韓国でも人気の高い矢沢あいの同名ヒット漫画が原作。中島美嘉は夢のために恋を捨てたロックシンガー大崎ナナ役を熱演した。

 中島美嘉は、劇中のナナのように、恋と夢の2つのうち1つを選ばなくてはならない状況に置かれたら、とちらを取るかとの質問に、「2つのうち1つを選ぶのはとても難しいこと」としながら「音楽が好きだから、音楽を選ぶと思う」と答えた。

 今回の訪問で韓国は2度目という中島美嘉は、「多くのファンが喜んで迎えてくれて、うれしい」とし「どのシーンも気に入っている。なかでもナナとハチが夜一緒にいるシーンが一番気に入っている」と作品への思い入れを語った。

 中島美嘉は2001年にドラマデビューした後、4枚のアルバムをリリース、毎回ビッグヒットを飛ばす日本を代表する女性歌手だ。韓国ドラマ『ごめん、愛してる』の主題歌『雪の華』の原曲を歌い、韓国でもよく知られている。

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