映画
日本映画3本、韓国の映画ファンが絶賛
ごく少数の韓国の劇場で公開された日本映画を韓国の映画ファンが絶賛している。
『王の男』が韓国全土にセンセーショナルを巻き起こしているなかで、『メゾン・ド・ヒミコ』『パッチギ!』などの日本映画が、一部映画ファンから支持されているのだ。
11日午後1時、韓国最大のポータルサイトネイバーの公開映画ユーザー評価点欄で、9.26点(10点満点)を獲得した『王の男』に続き、『メゾン・ド・ヒミコ』(9.12点)『ジョゼと虎と魚たち』(9.11点)『パッチギ!』(8.89点)の日本映画が3本そろって上位を占め、注目を集めた。
1月末に韓国公開された日本映画『メゾン・ド・ヒミコ』は、最近観客7万人を突破した。わずか5カ所の劇場で公開された映画としては恐るべき興行記録だ。輸入会社は7カ所に劇場を拡大し、ロングラン上映に突入する体勢に入った。
『ジョゼと虎と魚たち』は昨年11月、初回公開から1年ぶりに再上映が決定するなど韓国の映画ファンの間で“カルト現象”を起こした。現在でも地方の映画館では同映画が上映されており、公開映画評価点でも上位圏をキープしている。
2月14日にソウル明洞の日本映画専門上映館CQN明洞で公開された『パッチギ!』も人気上々だ。インターネットではファンから「日本がこんな映画を作るとは思ってもなかった」「韓国人必見の日本映画!」などの感想が続々と寄せられている。シネカノンコリアは井筒和幸監督と2人の主人公、沢尻エリカ、高岡蒼佑が出席する12日の舞台あいさつのチケットが、全て完売になったと伝えた。