先月、中華圏5カ国でアルバムをリリースした“アジアの歌手”SE7ENが、韓国の芸能人としては初めて中華圏のコカ・コーラモデルに起用された。モデル料は10億ウォンといわれる。

 10日、シンガポールの関係者によると、SE7ENは最近、世界的な清涼飲料ブランドであるコカ・コーラと中華圏(中国、香港、台湾、マカオ)モデルの契約を結んだ。モデル料は業界最高水準の10億ウォン。

 ある関係者は「SE7ENはすでに2回コカ・コーラのCMを撮影した」とし「企画からCMを撮るまでの2カ月、徹底して非公開で行われた」と話した。

 これに対し、SE7ENの所属事務所のYGエンターテインメントは「SE7ENが中華圏に向け有名ブランドとCM契約を結んだのは事実。契約条件上、何のブランドかは明かせない」と話した。

 しかし、CM撮影現場に参加したスタッフによると、コカコーラ側がSE7ENの日程や条件など撮影スケジュールを全てSE7ENの要求に合わせて再調整するなど、最高の待遇で撮影が行われた。

 コカ・コーラは昨年12月、清涼飲料競合会社のペプシがRainを起用して以降、SE7ENに注目していたといわれる。アジア市場進出を夢見るSE7ENもまた20億の人口を相手に全中華圏に放映されるコカ・コーラのCMを通じ、“Win-Win効果(互いにメリットをもたらす効果)”を上げるものとみられる。

 8日に1年8カ月ぶりに3集を発売しカムバックしたSE7ENは11日、MBC『音楽中心』で3集の初舞台に臨むむ予定だ。また12日にはSBS『人気歌謡』にも出演するなど日本と中国のプロモーションに拍車をかける予定だ。

 SE7ENはこれに先立つ9日、日本東京渋谷NHKホールで開かれた日本の権威ある音楽賞「ゴールドディスク大賞」の授賞式にBoA、パク・ヨンハ、Kと共に参加した。

ホーム TOP