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KBS、KBS Japanなどグローバルネットワーク構築に拍車
KBSは独自の国際衛星チャンネルKBS WORLDを通じて国際放送ネットワーク構築に拍車をかけている。
KBSは5日、「3月現在、米国・日本・フランス・ドイツ・ベトナムなど12か国641万世帯を仮視聴世帯として確保した。20数か国と追加でチャンネル進出交渉が進んでおり、今年末には仮視聴世帯は63か国2876万世帯に拡大すると見込まれる」と発表した。
2003年7月に開局したKBS WORLDは、KBS 1テレビと2テレビの優れた番組を選び、英語字幕などをつけて全世界へ向けて放送するチャンネル。
特に昨年10月19日に設立されたKBS Japanは、3月1日から370万世帯が加入する日本最大の商業衛星放送SKY PerfecTVを通じてKBS WORLDの放送を開始している。
KBSは「放送が開始したばかりのチャンネルとしては非常に異例で、KBS WORLDが来月1日からSKY PerfecTVの共通チャンネル群から放送されることが確定したのにともない、日本人に親しまれる基本チャンネルとして高い位置付けを確保した」としている。
また「KBS JapanはJ-COMなどのCable MSOをはじめ、ソフトバンクのIPテレビチャンネル進出交渉でも成果を挙げている。2006年末までに視聴世帯数は120万世帯以上に拡大する見込み」とも話している。