日本の俳優が韓国で演技の勉強をするため韓国の演劇学校に通い、話題になっている。

 話題の主人公は塩田貞治(29)。塩田は最近、キム・スンスプロデューサーとイ・グァンヒプロデューサーが共同運営する俳優養成所ハンビョルに入学し、韓国で演技の再教育を受けている。

 これまで塩田は、日本のドラマ「弁護士 高見沢響子2」「多重人格探偵・サイコ」や映画『卓球温泉』『のんきな姉さん』などに出演。先月公開した韓日オムニバス長編映画『眩しい一日 空港男女』でも男性の主人公を演じた。

 塩田は韓国の俳優養成所に入学する前から語学学校で韓国語を学ぶなど、韓国に対する関心が高かったという。

 塩田はこれまでの芸歴や韓国語の実力があるにもかかわらず、基本クラスで学んでいる。発声、発音、一人芝居、シチュエーションを想定した演技、即興演技などは万国共通だが、韓国的に演じるためというのがその理由。

 ハンビョル側は「塩田が韓国語で意思の疎通がある程度できるため、授業にもよくついて行っている。今後、韓国での活動も計画している」と話した。

ホーム TOP