ドラマ
イ・スンヨン、視聴者&ネチズンの間で好評相次ぐ
「イ・スンヨン効果」が光りを放った。
タレントのイ・スンヨンが2年ぶりにブラウン管に姿を現し、リメークドラマ『愛と野望』が同じ時間帯の番組視聴率1位を奪還。先週末(7話)の同ドラマ最高視聴率タイ記録(15.1%)を記録した。
これまで、ドラマに華がない、キャスティングが年齢に会っていないという批判のなか、視聴率までも10%前半にとどまっていた同ドラマが、イ・スンヨンの出演と同時に視聴率が急上昇したのだ。
イ・スンヨンが演じる役はファッションデザイナー、ヘジュ。主人公ではなく助演だが、ミジャ(ハン・コウン)をトップスターに育てる重要な役どころだ。
特に、この日の放送で、イ・スンヨンは寡黙で事務的なキャラクターに相応しく黒い服と黒縁メガネで登場、表情の演技が天下一品だったという評価を受けた。レストランでミジャと初めて会い「顔を上げて」「頭を上に向けて」と支持を出すシーンでは、イ・スンヨンならではのカリスマが光っていた。
この日の好演で、これまで冷ややかな目でイ・スンヨンの復帰を見つめてきた数多くのネチズンの心も動かされた。
「洗練され、サバサバとして、クールな演技はさすが」「昔の美貌そのままだった」「出演陣の中で最も際立っていた」など視聴者掲示板にも好評のコメントが続々と寄せられた。
また、イ・スヨンの出演に目をむいてブラウン管を見ていたアンチファンも「“憎まれっ娘に餅を一つやる”という思いで拍手を送る」と激励した。もちろん、批判が多かったのも事実だ。
イ・スンヨンは「放送前はいろいろと不安だったが、視聴率も出て視聴者の反応もまずまずでホッとした」とし「まだ不安も多いが、控えめな演技でファンに近づきたい」と話した。