2002年のサッカー・ワールドカップ(W杯)韓日大会に『オー!必勝コリア』で全国民を一つにしたユン・ドヒョンバンドが、今度は『愛国歌』(韓国国歌)をロックバージョンに変えて今年のW杯ドイツ大会で韓国代表応援歌として発表する。

 ユン・ドヒョンバンドの所属事務所ダウム企画は20日、「ユン・ドヒョンバンドが『愛国歌』を強いビートのロックバージョンにアレンジしてパワフルなユン・ドヒョン特有の歌声でレコーディングを終えた。『愛国歌』は韓国民なら誰もが知る歌だけに一緒に歌いやすく、今までの『愛国歌』の歌詞とメロディーをそのままに韓国のパワーが感じられるようにハイテンポで力強く歌った」と説明した。

 ユン・ドヒョンは「『愛国歌』を新しくアレンジして歌うだけに慎重になったが、すでに他の国では国歌がさまざまな姿でその国の人々の生活に溶け込んでいる。いつでもどこでも全国民が楽しく歌えてこそ真の『愛国歌』だと思った」と語った。

 ユン・ドヒョンバンドの『愛国歌』は21日から放映されるSKテレコムワールドカップキャンペーンのCMとして初公開される。厳粛なムードの中、『愛国歌』が流れる、ある高校の朝礼の時間に突然、赤のTシャツを着たユン・ドヒョンが現われ、新たにアレンジされた『愛国歌』を歌って全員が一つになって歌うという内容。

 ユン・ドヒョンバンドは4月初めにリリースする7thアルバムに『愛国歌』を収録する予定で、5月13日から6月11日まで、ソウル、釜山、大邱、光州など9都市を回るツアー公演でも『愛国歌』を歌ってW杯の熱気を一足早く全国に届ける予定だ。

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