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「日本ドラマ『西遊記』がアジアに衝撃」
フジテレビのドラマ『西遊記』がアジアに衝撃を与えたと英BBCニュースが16日、報道した。
BBCニュースは「サルのマジックがアジア全体に呪文をかけた」(Monkey magic casts spell in Asia)という見出しの記事で「過去最高の人気ドラマ『西遊記』のリメーク作が、今アジアに衝撃を与えている」と伝えた。
BBCは「1978年の原作をリメークした新『西遊記』が先月、日本で視聴者3人中1人を魅了した」とし「同ドラマは現在、韓国、台湾、香港、シンガポールで放映されることが確定しており、タイ、中国、マレーシアからも版権購入の問い合わせがある」と付け加えた。
BBCニュースは『西遊記』のこうした成功の秘訣について「日本最高の人気グループSMAPのメンバー香取慎吾を主人公孫悟空役にキャストしたのが功を奏した」と診断し、「香取は堺正章につ続き、25年ぶりにサルを演じた俳優」と説明した。
また、各種華麗な特殊効果と派手な武術などにより作り出される幻想的なドラマと孫悟空が雲に乗って移動しながら如意棒を使う場面など、原作に忠実な要素が興味をかき立てていると分析した。
BBCニュースはしかし、「孫悟空の信望者は、かえって新しいビジョンのドラマに失望するかもしれない」とし「原作ドラマが毎回紹介していた孫悟空が岩の卵から生まれるオープニングが省略されたほか、孫悟空が9千年になる桃をガツガツと食べて永遠の命を得たという内容も省かれた」と伝えた。
韓国では、映画専門ケーブルテレビチャンネルのMBCMOVEISが2月3日から西遊記を放送している。