観客動員1000万人突破の大記録を打ち立てた映画『王の男』に日本の映画配給会社も大きな関心を寄せている。

 『王の男』の海外セールスを担当しているCJエンタテインメントによると、14日現在、開催中の第56回ベルリン国際映画祭のスクリーニングで日本のバイヤーらが高い関心を示したという。

 関係者によれば、9日と12日の2日間にかけて行われたベルリン・フィルムマーケットでは、世界各国から60人のバイヤーが出席して高い関心を示したが、その半数は日本のバイヤーだったという。

 CJエンタテインメントは「『王の男』が韓国で大ヒットしたことは各国のバイヤーも良く知っていて、特にこの作品に注目していたようだ。その中でも特に日本は目立っていた。本格的な商談はベルリンではなく、カンヌのフィルムマーケットでされるだろう」とし、時間をかけて商談に臨む姿勢を示した。

 韓国映画最大の輸出市場が日本であるだけに、日本人バイヤーの高い関心を集めた『王の男』の海外販売は好調であると予想される。韓国での興行成績は韓流スター出演の有無と共に日本で韓国映画を公開する際に最も重要な判断基準でもある。

 トップスターが出演せず、骨太なストーリーと華麗な見所、俳優たちの巧みな演技のアンサンブルで1000万人の観客動員を成し遂げた『王の男』が、再び新たな伝説を作るか関心が高まっている。

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