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『海神』3月末からインドでヒンディー語による放送
KBSドラマ『海神』が3月末にインドで放送される。
『海神』は1話を3回に分け月曜日から金曜日まで1週間に5回、インド唯一の地上波放送「ドゥールダルシャン(Doordarshan)」1チャンネル「DD-1」で放送される。
ドゥールダルシャンのシャラド・ダット(Sharad Dutt)編集局長は、「『海神』の精巧な演出とストーリー構造、撮影、衣装、個性的なキャラクターはインドの若い視聴者に受けそうだ」と評価した。
ドゥールダルシャンはインド唯一の地上波放送局。ケーブルテレビや衛星放送への加入率がテレビ視聴世帯全体の56%にとどまるインドでは、国民の大多数がドゥールダルシャンのテレビ放送を視聴している。
特に、ドゥールダルシャンテレビ1チャンネルの「DD-1」は、国民の90%にあたる4億の世帯が視聴する国営チャンネルで、今回の『海神』放送はインドの人たちに韓国の伝統と文化を紹介するまたとない機会となるとKBS側は説明している。
『海神』の吹き替えはバーバラ・コチャールなどインドで人気のある声優が担当する。今月10日にKBSの取材陣と会った声優たちは「平凡な人間が逆境を克服して英雄になるストーリーは、インドの映画やドラマでも多く採用されるモチーフ」とし、良い反応が期待されると明らかにした。
一方、KBSは「『海神』は時代劇という比較的不利なジャンルにもかかわらず、インドをはじめ中国、台湾、日本、香港、フィリピン、ベトナムなど8つの地域へ輸出されたり、もしくは輸出が確定しており、約180万ドルの輸出効果を生んだ」とし「トルコ国営放送のTRTも放送を予定している」と伝えた。