チャン・ドンゴンのハリウッド進出への第一歩を踏み出した。

　チェン・カイコー監督がメガホンを取ったチャン・ドンゴン主演の映画『PROMISE(プロミス)』が米配給会社ワーナーから米国で公開されることになった。開封は5月中旬頃を予定している。

　韓中米合作の映画である『PROMISE』は、超人的な能力を持つ奴隷と中国の皇妃、敗北を知らない大将軍が織り成すすれ違いの運命的な愛を描いた作品。チェン・カイコー監督から将軍役を勧められたものの、あえて奴隷役を買って出たチャン・ドンゴンは、走るシーンの撮影中、気絶して病院に運び込まれるなど、渾身の力を込めて熱演した。

　韓国側の投資輸入会社ショーイーストのソン・ミンギョンさんは「ワーナー側の関係者が『PROMISE』に大満足している。アン・リー監督が米国で撮影した『グリーン・デスティニー』の興行神話を超えるという期待をしている程。かなり有利な条件で公開されるだろう」とし、「フランスではTF1が配給することになっており、ドイツ、イタリア、英国などでも3月に公開される予定」とした。

　チャン・ドンゴンにはアジアを超え、ワールドスターに成長することだけが残っている。