英ガーディアン紙がパク・チャンウク監督の『親切なクムジャさん』を韓国版の『オリエント急行殺人事件』に例え注目を浴びた。

　ガーディアン紙の日曜版オブザーバーは12日、「オリエント急行殺人事件‐韓国スタイル」という題の記事で、「ヒロインのクムジャ(イ・ヨンエ)が復讐劇の最後で犠牲者の両親を招待する過程は『オリエンタル急行殺人事件』を彷彿させた」とし、「この映画の加虐バージョンといえる」と評価した。

　イ・ヨンエの復讐劇『親切なクムジャさん』は10日に英国で開封された。

　同紙は「パク・チャンウク監督はこの作品で、最近の世界の映画界で最も自意識の強いスタイリストであることをはっきり確認させた」とし、「同映画は教訓を得るような映画体験はできないが、ここ数か月間に公開された映画の中で最も興奮できる作品のひとつ」と評価した。