ソウル汝矣島63ビルディングが、ドラマ『マイガール』効果に喜んでいる。

　最近、放送が終了したSBSドラマ『マイガール』(視聴率24.9%)は、財閥の後継者イ・ドンウク(ソル・ゴンチャン役)とチャーミングな“嘘つき女”イ・ダヘ(チュ・ユリン役)のドタバタラブストーリーを描いたドラマ。同ドラマで63ビルの展望台はイ・ダヘが幼いころから一度は行ってみたかった場所であり、イ・ドンウクの愛を確かめた場所でもあった。さらに14日は女性が男性に愛を告白するバレンタインデーであることから、63ビル側の期待はさらに高い。

　63ビルディング側がこのように喜んでいる理由は、ドラマの中に63ビルディングを素材とした部分が多かったためだ。イ・ダヘは「遠くに逃げる前に、高いところ(63ビルディングに)に逃げる」と言い、何度も63ビルディングに上り、63ビル展望台で2人の愛も確かめた。一方、「63ビルの展望台のエレベーターに乗って降りる間、1分40秒息を止めて願い事をすると、その願いが叶う」など63ビルディングにまつわるこんな内容まで紹介された。

　63シティーマーケティングキム・ウニョンさん(25)は「ドラマ『マイガール』の主な視聴者層だった若いカップルや若者の顧客が大幅に増えた」と話した。

　展望台を訪れる全体の顧客数は、昨年の同期(1月21日から2月7日まで)に比べ約80%増という驚くほどの顧客増加率を記録している。