正統派俳優チ・ジニが“チョイワル男”に挑戦した。

 チ・ジニは7日午後3時、ソウル清潭洞で行われた『女教授の隠れた魅力』の制作報告会で、「ファンの大好きな『宮廷女官チャングムの誓い』(原題『大長今』)のミン・ジョンホの誠実なイメージを早く破りたかった。このイメージであとどのぐらい過ごすのかと思った。また『女教授の隠れた魅力』で、3大国際映画祭に行ってみたい」と抱負を語った。

 来月初め公開される『女教授の隠れた魅力』は、地方大学の女教授の隠された私生活を描いたコメディー。チ・ジニは同映画で漫画家出身の招へい教授パク・ソッキュ役を演じ、チョイ悪男に挑戦した。チ・ジニとの一問一答は次の通り。

―劇中のキャラクターと本人の違いは?
▶パク・ソッキュはやりたい放題だけど、私はあんな風にはできない。

―劇中、イメージチェンジへのプレッシャーはなかったか?
▶『宮廷女官チャングムの誓い』も『パーハップス・ラブ』もとてもいい作品だった。おかげでベニス国際映画祭にも行くことができた。『女教授の隠れた魅力』で3大映画祭に行ってみたい。

―イメージを変える意図は?
▶現場では、いつも気が重かったが、今回の現場では、初めて気楽に演技できた。香港などのファンが大好きな『宮廷女官チャングムの誓い』のイメージを早く破りたかった。このイメージであとどれぐらい過ごすのかと思った。

―この作品の魅力は?
▶シナリオの最初のページがとても重要だと思う。このシナリオは最初から最後まであっという間に読んでしまった。普段から我慢していたことが全てできるのが魅力的だった。また、監督がとても信頼でき、『女教授の隠れた魅力』は初めから楽しく仕事できた初めての映画だ。

―イメージチェンジのための準備は?
▶演技のために準備したことはなかった。普段から心に溜め込んでいて発散できなかったことをやっただけだ。撮影現場に楽しく遊びに行く気分だった。現場でいろんなアイデアが浮かび、それを提案した。

―この作品の特徴は?
▶この作品は平凡なコメディーではない。大人じゃないと分からない楽しい話だ。映画を見てトイレで泣いて、1週間後にまた見に行く作品だ。

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