映画
シン・ヒョンジュン、役柄に入り込みすぎて箸使いまで・・・
「入り込みすぎてすみません」
映画『裸足のギボン』で知的障害者を演じているシン・ヒョンジュンが役柄に入れ込みすぎて起きたハプニングを披露した。現在シン・ヒョンジュンは韓国と日本を行き来しながらTBSの『輪舞曲-ロンド-』の撮影を並行している。
『輪舞曲-ロンド-』の撮影中に食事をしていたときのことだ。日本のプロデューサーが驚いてシン・ヒョンジュンに「どこか具合でも悪いんですか?」とたずねた。
実は自分でも気づかぬうちに障害者のように箸使いがおぼつかなくなっていたとのこと。
これだけではない。悲壮な笑みを浮かべるシーンでは「キボン式」の笑みで現場の関係者の度肝を抜いた。
これについてシン・ヒョンジュンは「障害者役はいつか一度はしてみたかった。実際、私の知能は8歳くらいの子供と同じくらいだから知的障害者の演技には問題ないでしょう」と冗談めかしながら「何か月もキボンとして暮らしていると心が澄んでいくような気がします。40歳を目前に思いっきり笑って素敵な笑いじわが作れてとてもうれしい」と話す。
『裸足のギボン』は幼い頃の高熱の後遺症で40歳の体に8歳の知能を持つことになった男の物語。年老いた母親を誠心誠意尽くして養い、多くの人が涙したオム・ギボンさん親子の話を元にした映画だ。今年4月韓国公開予定。