女優のオム・ジョンファが映画のために、体を張った演技で女優魂を見せている。

 オム・ジョンファが映画『ホロビッツのために』(監督・クォン・ヒョンジン、制作・サイダスFNH)で、いつも騒ぎに巻き込まれてばかりのキャラクターという設定のため、ほうきではたかれるわ、髪の毛を引っつかまれるわで、さらには転倒するシーンでは本当にケガをしてしまったからだ。

 オム・ジョンファはまず、劇中でメトロノームを盗んだのけ者キョンミンを懲らしめようとして乗り込むが、逆にお婆さんにお仕置きされているキョンミンの代わりにほうきの洗礼を受ける。そのうえ、ものの見境のないお婆さんのために、髪の毛まで引っつかまれる目に遭う。

 また、オム・ジョンファは逃げるキョンミンを追いかけて、掃除をサボったクァンホ(パク・ヨンウ)がばらまいた洗剤に滑って転んでしまう。

 映画制作会社によると、オム・ジョンファは転倒シーンの撮影中、鼻を洗面台に激しくぶつけたため、鼻血を出すなどの負傷を追った。ケガにもかかわらず、オム・ジョンファが体を張って撮影に臨み、スタッフたちを感動させたという話だ。

 『ホロビッツのために』は有名ピアニストになる夢を断念し、劣等感を持って生きる郊外のピアノ教室のピアノ教師が、のけ者のように暮らす天才少年を弟子としてピアニストに育てるストーリー。オム・ジョンファのほかに、パク・ヨンウ、シン・ウィジェが主演を演じる。

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