ピョ・ミンスプロデューサーが演出するドラマ『お姫様』の輪郭が明らかになり、同ドラマの主演俳優に関心が集まっている。

 現在、主演俳優の最有力候補に挙がっているのは、キム・レウォンとチョン・リョウォン。キム・レウォンは昨年1月に放送終了したSBSドラマ『ラブストーリー・イン・ハーバード』以来、1年ぶりのブラウン管復帰となり、活躍に期待が集まっている。

 また、相手役の候補に挙がっているチョン・リョウォンは、昨年MBC『秋の夕立』の視聴率低迷で涙を飲んだものの、『私の名前はキム・サムスン』を成功に導いた底力を生かして、今回のドラマが再跳躍の契機になるものとみられる。

 『お姫様』の制作会社である金鐘学プロダクションの関係者は25日、「ピョ・ミンスプロデューサーは今回のドラマ制作のため、いつになく慎重に、徹底して準備を進めている」とし「まだ、正式契約は結んでいないが、ピョ・ミンスプロデューサーはすでにキム・レウォンとチョン・リョウォンを主人公にすることを想定している」と2人の出演の可能性を示唆した。

 『お姫様』は、恋人の死で絶望の淵に立たされた映画監督チェ・スンヒが、偶然昔の恋人と瓜二つな江原道の田舎に住む少女キム・モクシルと出会って繰り広げられる物語を描いたドラマ。チェ・スンヒとキム・モクシル役にキム・レウォンとチョン・リョウォンがそれぞれ有力視されている。

 一方、2人の所属事務所関係者は「今週末か来週初めごろ正式決定する」とそれぞれ明らかにした。

 『お姫様』の制作陣は、海外ロケ地を既に決定しており、早ければ来月初めにも撮影のためオーストラリア・ブリスベンに向かう予定だ。『お姫様』はMBC月火ドラマ『オオカミ』の次のドラマとして放映される予定。

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