『火山高』『オオカミの誘惑』『百万長者の初恋』の共通点は?さまざまな話題を集め、話題を集めているキム・テギュン監督の作品であること。そして、3作品ともに人気のイケメン俳優が主演を務めていることだ。

　キム・テギュン監督の2001年の作品『火山高』には、当時「最高のイケメン俳優」として人気を博したチャン・ヒョクを主人公に抜擢した学園武侠映画。同時に最近、韓流スターとして人気のクォン・サンウのデビュー作でもある。

　特にクォン・サンウはこの作品で火山高のアウトサイダーとして最短で学校を支配したソン・ハクリム役で出演、強烈な印象を残した後、本格的なスクリーンスターとして名前を轟かせた。当時としては大胆に使われたコンピューターグラフィック効果に加え、キム・スロ、ホ・ジュノら演技派俳優が大挙出演、注目を集めた作品だ。

　2004年の作品『オオカミの誘惑』はカン・ドンウォン、チョ・ハンソンのイケメン二人が登場。『彼女を信じないでください』でデビューしたカン・ドンウォンは、この作品で涙の熱演をして本格的なイケメンスターの仲間入りを果した。インターネット小説を原作にしたこの作品は全国で230万人の観客動員を記録する大ヒットを記録した。

　2月9日に公開を控えたラブコメディ『百万長者の初恋』は2月公開の映画の中で最も注目を集めている作品。ドラマ『私の名前はキム・サムスン』で大ブレイクした主演を務めているからだ。ヒョンビンは映画『回し蹴り』に出演したことがあるが、本格的に主演として映画出演するのは今回が初めて。相手役はドラマ『海神』『復活』に出演したイ・ヨニ。

　キム・テギュン監督は映画アカデミー4期生で『パク・ポンゴン家出事件』でデビューした。98年にはチェ・ジウと当時最高の人気を誇ったアン・ジェウクを主人公にした『ファースト・キス』のメガホンを取った。