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朴贊郁監督、外国人移住労働者のために賞金全額寄付
朴贊郁(パク・チャヌク)監督が、上場企業の幹部たちが選定した芸術文化の「今年最も尊敬された人物」に選ばれ、授与された「第1回Mark of Respect」の賞金2000万ウォン全額を国内の外国人労働者のために寄付した。
12日午前11時、ソウルグランドハイヤットホテルリージェンシールームで開かれた「第1回Mark of Respect」授賞式で、朴贊郁監督は受賞者として壇上に上り、トロフィーと賞金2000万ウォンを授与され、賞金全額をアジア人権文化連帯に寄付した。
朴贊郁監督は「外国人移住労働者問題について、わずかながらも関心を持ち始めたのは、韓国人権委員会が制作した『6つの視線』に参加してから」だったとし、「ネパール人女性チャンドラの物語を映画にし、取材する過程でアジア人権文化連帯を知るようになった」と明らかにした。
朴贊郁監督はまた、「この問題を避けては、韓国人はどこに行っても胸を張れないと思った」とし「一度も自分を愛国者だと思ったことはないし、民族主義者でもないが、移住労働者問題で怒りを感じたということは、自分も韓国人であるという事実をどこに行っても誇りに思いたい人間なのだろう。ここにいる人たちにも関心を持っていただきたい」と話し、コメントを締めくくった。
「Mark of Respect」は毎年、芸術文化、経済、科学など多様な分野から1つの分野を選び、1年間国内外で最も注目されるべき成果を残し、情熱と強じんさを備えた人物に授与される。今年は芸術文化分野から選ばれた。
選考は、ロイヤルサルート輸入元のペルノー・リカール・コリアが韓国リサーチに依頼し、昨年11月21日から12月2日、全国上場企業の課長級以上の男性(35歳以上)1000人を対象に芸術文化分野の「今年最も尊敬される人物」を調査した結果、朴贊郁監督が1位に選ばれた。