最近、スクリーンでもブラウン管でも「ライバル」が流行だ。

 映画界にチャン・ドンゴン、イ・ジョンジェの『タイフーン』(原題『台風』)、クォン・サンウ、ユ・ジテの『美しき野獣』(『野獣』)があるなら、テレビではMBCドラマ『オオカミ』が同様の戦略を駆使する。

 16日から毎週月火曜日午後9時55分に放送されるこのドラマでは、昨年から台頭し始めた二人の俳優ムン・ジョンヒョク(エリック)とオム・テウンが対立する。

 エリックは財閥会長の後妻から国会議員の妻に至るまで、自分の目的のためにあらゆる女性を誘惑したことがあるペ・デチョル役で登場する。愛をあざ笑うデチョルが大手百貨店社主の一人娘ハン・ジス(ハン・ジミン)を巡って国会議員の父親だけを信じて優雅に暮らすユン・ソンモ(オム・テウン)と争い、ストーリーはより複雑になる。

 ハン・ジスが不治の病に侵され3か月の命という事実は彼らにより危機感を抱かせ、「必ず自分の女にする」という考えを植えつけさせる。イ・ウン、カン・ソンピル、キル・ヨンウ、アン・ソニョンらも出演、『英雄時代』のパク・ホンギュン監督が演出を務めた。

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