1999年にデビューした男性デュオ「Fly to the Sky」はつんと立てた髪の毛に宇宙服のような銀色の派手な衣装を着てステージで踊って歌った。多くの女子中高生のファンを生み、アイドルスター育成の鬼才SMエンタテインメントがHOTに続き選択したカードが彼らだった。そして「R&Bヒップホップグループ」という妙な別称が付きまとった。

 2005年、彼らはすっかり成長していた。そして、歌声はさらに深みを増した。ファン層は20~30代が中心だ。SMエンタテインメントを去った彼らが来年1月6日、6thアルバム『Transition』をリリースする。ネット上に既に公開された新曲『Be with you』は一週間で各種チャートでトップ10入りを果たしている。



  「今までより余裕が出来て自由になりました。黄色い声で声援してくれた10代のファンはいなくなりましたが…」

 力強い歌声のファニは「3rdアルバムの時までは10代向けの音楽をやっていたし、その時も十分に楽しかったが、年を取るほどに真のブラックミュージックをやりたいと思うようになった。このアルバムはそうした面で私たちに満足感を与えてくれる」と語った。

 ブライアンは「それでも僕たちがR&Bスタイルの音楽を韓国でいち早く始めて他のアーティストたちに影響を与えたという自負心がある」と語った。

 5thアルバムまで100万枚以上のアルバムをセールスした「Fly to the Sky」は29日、蚕室室内体育館でコンサートを開く。

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