チョ・スンウのミュージカル1本の出演料が、4億ウォンを突破した。

 来年1月25日から2月4日までソウル芸術の殿堂オペラ劇場、2月10~29日大邸オペラハウス、3月13~24日東京、大阪で公演するミュージカル『ジキル&ハイド』に30回近く出演するチョ・スンウの出演料が、4億ウォンにもなることが明らかになった。

 これは韓国のミュージカル公演史上最高記録だ。これまでナム・ギョンジュ、チェ・ジョンウォンなどA級ミュージカル俳優のギャラも、1本当たり1億以上はしなかった。今年に入り、スターをキャスティングして話題になった『アイーダ』のオク・ジュヒョンが8カ月の長期公演を1億ウォン余りで契約したのが最高記録だった。

 『ジキル&ハイド』はODミュージカルカンパニーが昨年夏に国内で初演し、客席占有率98%を記録、観客3万4000人を集めた興行作。チョ・スンウはジキルとハイド、相反する2人のキャラクターを生き生きと演じて優れた歌唱力を披露し、昨年の韓国ミュージカル大賞の主演男優賞を受賞した。

 このように始まったチョ・スンウの興行パワーはミュージカル『HEDWIG』に続き、「チョ・スンウ出演分、1日で完売」「オークションサイトでチケット価格2~3倍上昇」などの話題を生んだ。来年『ジキル&ハイド』芸術の殿堂公演は11月末、チケット販売初日で1万枚が売れた。

 チョ・スンウが出演する公演の2万席中、1万8000席(14億4000万ウォン相当)が売れ、残りは3~4階の後ろの席しか残っていない。

 映画では、チェ・ミンシク、ソン・ガンホ、ソル・ギョングのような俳優たちは出演料5億ウォンに10~30%の出来高が支払われると伝えられる。テレビドラマの出演料記録は『春の日』に出演したコ・ヒョンジョンの1回当たり2000万ウォン。ミュージカルの歴代出演料は今のところ、チョ・スンウに限られた例外的な現象だ。

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