「人々は、韓流というのは持続的なものではなく、一時的な流行であるとも言いますが、しかし、それだけ人々がドラマを好み、人気が出たのだと思います。このため、韓国ドラマに出演していた俳優たちが認められるように、一生懸命演技するのが大事だと思います」

 日本で最高の韓流スターに挙げられるチェ・ジウが、韓流ブームを持続させるため、より一層熱意を込めて演技する意思を明らかにした。

 チェ・ジウは19日12時30分、東京セルリアンタワー東急ホテルで行われたTBS放送50周年特別企画日曜劇場『輪舞曲-ロンド-』の制作発表会直後、韓国取材陣と行ったインタビューでこのような意見を明らかにした。

 チェ・ジウは「11月(日本に)渡って来て、今回の撮影に臨んでいる」とし「プレッシャーが大きかったが、1月近く生活して、そういう不安はなくなった。とにかく、韓国の俳優としてのプライドを持って、文句言われないように頑張る」と強調した。

 チェ・ジウは、日本のドラマ撮影について「言葉が通じなくて大変だと思っていたが、意外と楽しい」とし、「映画の撮影みたいにリハーサルが多いのと、時間の約束をきちんと守り、早く来て長い時間待つことがない」と違いを語った。


 また「今回、ドラマを撮影することが大々的に宣伝され、人々がドラマを撮影することを知り、撮影現場に見学しに来る人が段々増えている」とも話した。

 チェ・ジウはまた「日本と韓国の俳優の違いはそれほど感じなかった」とし「日本語はできないけれど、感がよく働いて、今では大体聞き取れる」「日本のやり方に合わせているが、そういう部分で適応力が速いようだ」とし、「日本の先輩俳優たちがとても良くしてくれる。彼らが先ず韓国語を覚えてあいさつしたりする。チョコパイをあげると喜んでくれる」と近況を伝えた。

 チェ・ジウは、「韓国料理がないと生きていけない」とし「(今住んでいる)コンドミニアムでキムチチゲを作って食べ、かばんの中にキムチ、ノリを入れ、持ち歩いている」とし、韓国食品を懐かしんでみせる一幕もあった。

 チェ・ジウは最後に、「『輪舞曲-ロンド-』(全11話)が1月15日から3月まで日本で放送され、映画『連理枝』も2,3月中の日本公開を控えている」とし、「その次には韓国で秋を超える前にドラマか映画に出演する」と明らかにした。

『輪舞曲-ロンド-』は、韓国で父親を殺害された過去を持つ日本人刑事(竹野内豊)と行方不明になった父親を捜すため日本に来た韓国人女性(チェ・ジウ)が、東京で出会って恋に落ちる運命を描く。

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