ペク・ユンシクはどこまで変貌を遂げるのか。ベテラン俳優ペク・ユンシクがスクリーンの中を自由自在に羽ばたいている。

 2002年、映画『地球を守れ』で衝撃的なスクリーンデビューを果たした後、絶えず異色な役に挑戦して驚かせてくれるペク・ユンシクのスクリーン遍歴に忠武路(韓国映画の中心地)の視線が注がれている。

 エイリアンに追いつめられ、拷問を受け続ける『地球を守れ』のカン社長は、ペク・ユンシクが俳優としてこれまで培ってきた演技力を全開した問題のキャラ。ペク・ユンシクは頭を坊主刈りまでする“闘魂”を見せ、観客たちに深い印象を残した。


 どこまでも計算づくしの狡猾な詐欺師として出演する『ビッグ・スウィンドル』は、ペク・ユンシクの役者人生の集大成ともいえる作品とし、人気を集めた。パク・シニャンとの雨の中での対決シーンは、ペク・ユンシク自らが挙げる名アクションでもある。ペク・ユンシクはまた、10.26事件を風刺した『その時その人たち』で、便秘気味の中央情報部(KCIA)部長に挑戦し、新たな魅力を発揮する。


 公開を控えた映画『ケンカの技術』で、ペク・ユンシクが新たに挑戦する役は、格闘の達人パンス。かつて無敵といわれながら今では過去の人生を整理し読書室に閑居する人物。これまでペク・ユンシクが見せた役に熱狂した観客は、ペク・ユンシクが今回どんな姿を見せてくれるのか期待している。現在、デジタル予告編と本予告編が公開されており、映画は1月5日、韓国封切りの予定だ。

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