歌手のシン・スンフンが史上最大の映像ショーを繰り広げる。

 韓日両国のファンクラブからの熱烈な要望で年末にコンサートを開くシン・スンフンが、国内初となるステージ後方の全体をスクリーンで覆う映像演出で熱い声援を送ってくれたファンに応える。

 公演企画会社「チョウン・コンサート」によれば、シン・スンフンは今回の公演に「LEC」という最先端の映像設備で舞台後方の全体をスクリーンで覆う超大型の映像ショーを披露するという。これまで他のアーティストの公演やシン・スンフンの過去の公演でもLEDやビームプロジェクターを使った映像演出を披露したことはあったが、シン・スンフンの今回の試みは国内初となる。

 シン・スンフンの映像関係者は完璧な映像演出のために、映画やドラマのタイトルをはじめ、APEC首脳会議のPR映像などを制作した映像チームに制作を依頼、昼夜の強行軍で企画と制作に専念している。

 チョウン・コンサートのプロデューサー、パク・サンヒョン氏は「22メートルの幅と9メートルの高さで作られる超大型スクリーンを使い、美しい自然や自由な夢と希望を表現する道、夕陽、雨、星などを映像で表現したい」と語り、新しい映像演出に強い自信を見せた。

 また同氏は「1400万枚以上のセールスを記録したシン・スンフンのアルバムを代表する最高のヒット曲と公演のために特別制作された美しい映像が融合して一本のプロモーションビデオを鑑賞することになるオーディエンスは、思い出の中の多くの歌に再び会う感動の時間を過ごすことになるだろう」と説明した。

 シン・スンフンの所属事務所ドロシー・ミュージックも「デビュー15周年を記念して2005年の最後の夜に行われる今回の公演は、これまでシン・スンフンが行ってきた公演演出のすべてを総動員する華麗な年末公演になるだろう」と強調した。

 一方、シン・スンフンはオーディエンスとより近くで歌うために、突き出した形のステージを特殊製作して舞台のあちこちにクレーンやリフトを設置する計画だ。

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