尹錫瑚(ユン・ソクホ)プロデューサーの季節シリーズ完結編『春のワルツ』が、韓流ブームの恩恵に預かりオーストラリアで撮影することになった。

『春のワルツ』の制作会社であるユンスカラ関係者は、「オーストリア政府観光庁が韓流に並々ならぬ関心を寄せ、『春のワルツ』の撮影を積極支援することに決定した」とし、11月26日~12月2日にユン・ソクホプロデューサーをはじめスタッフ9人がオーストリアを訪問した結果を報告した。

 同関係者は、「観光庁側は、日本がアジア一の観光国であり、『冬のソナタ』で日本からの韓国観光の売上げが増えているということをよく知っていた」とし、「韓流ブームが起こっている日本や中国、台湾、香港観光客が、ヨーロッパ旅行をしながらオーストリアを一度通り過ぎるだけでも莫大な収益が期待できるということを目標に置き、ドラマロケ地を提供すること決定した」と明らかにした。

 また「ロケーション・オーストラリアはドラマなど映像メディアにオーストラリア内のロケ地候補を推薦し、無料で提供するオーストリア観光庁傘下機構で、ここの支援を受け、オーストリアのウイーン、ザウツブルク、インスブルクなどを回り、良い景色を見つけた」と明らかにした。

 また「ロケーション・オーストリアは、これまで主にハリウッド映画に支援してきたが、アジアのドラマでは初めて『春のワルツ』に支援することになった」と付け加えた。

 ドラマの中で、オーストリアは男性主人公スホが養子に出される国。ユン・ソクホプロデューサーが、『春のワルツ』というタイトルに相応しいように、ワルツの故郷オーストリアをバックにすることを希望し、現地の人たちの支援でオーストリアロケが実現したという。

 一方、『春のワルツ』の制作陣は、既にキャスティングされたヒロインウニョン役の成宥利(ソン・ユリ)とスホの親友フィリップ役のダニエル・ヘニーと共に、スホ役と助演女優のキャスティングが完了し次第、1月初めに3週間のロケに出発する予定だ。

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