1980年代に映画でも制作された李賢世(イ・ヒョンセ)の人気マンガ『地獄のリング』がK-1を素材に脚色されドラマ化される。

 外注制作会社(株)Kパックスは1日、「イ・ヒョンセの人気マンガ『地獄のリング』をドラマ化して韓国と日本で同時放送する。来年5月に日本のTBSで全16話が放送され、韓国での放送局は未定」と明らかにした。

 同社は今年9月からK-1を主催する日本のFEGとK-1 MAXを放送するTBSとドラマ制作、投資に関する協議に入り、FEGとはK-1選手の出演と試合会場の撮影、各種肖像権及び著作権の提供に対する支援をすることで業務協約を結んだ。

 また、TBSとはドラマ編成について合意に至ったとKパックス側は明らかにした。

 『地獄のリング』は孤児院出身のオ・ヘソンが苦渋の努力の末、苦難を乗り越えてK-1世界チャンピオンになるまでの過程と財閥の御曹司との結婚でセレブを夢見たヒロインが初恋の相手ヘソンの一途な愛に目覚めるという内容。

 原作ではボクシング選手だった主人公はK-1選手に脚色され、FEG側の協力で K-1ファイターたちのダイナミックな試合風景のみならず、その裏側に隠された勝負師たちの哀歓などを描くというのが制作会社側の説明。

 一方、今回のドラマにはK-1スターが出演を予定しており、主演のキャスティングは韓国のトップスターから今月中に抜擢される予定だ。

 また、Kパックス側は「今月初めまでに著名ドラマプロデューサーと作家を決め、来年3月から事前制作の形態で撮影に入る」と伝えた。

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