再会した監督と俳優が12月の「韓国映画競争」を盛り上げる。

 今月公開を控えている期待作3本のすべてが監督と俳優が再タッグを組んだ作品として注目されている。

 12月15日に公開される『タイフーン』はクァク・キョンテク監督と張東健(チャン・ドンゴン)が再タッグを組んだ作品でキャスティング段階から話題を集めてきた。2001年に800万人の観客動員を記録した『友へ チング』で初めて作品を共にした二人は、今回は制作費だけで150億ウォンが投じられた大作『タイフーン』を通じて再びボックスオフィスを賑わす。

 29日の公開を控えた『王の男』もやはりヒットコンビが再タッグを組んだ話題作だ。『黄山伐』『達磨よ遊ぼう』のイ・ジュニク監督と俳優チョン・ジニョンが再会した『王の男』は朝鮮時代の宮廷芸人という独特の素材を扱い、権力と自由に対する渇望が描かれている。

 『王の男』と同じ日に公開される『青燕』では『鳥肌』のユン・ジョンチャン監督と女優チャン・ジニョンが再びタッグを組んだ。当時、卓越した演出と演技で見る者の心を熱くさせた二人は、すでに100億近い制作費が投じられた『青燕』を通じて韓国初の女性飛行士、朴敬元(パク・キョンウォン)の夢と愛を描き出す予定だ。

 これら3作品以外にも再タッグを組んだ監督と俳優の作品が今年、続々と公開されて注目を集めた。

 『JSA』で初めてタッグを組んだ朴賛郁(パク・ チャヌク)監督と李英愛(イ・ヨンエ)は『親切なクムジャさん』で再タッグを組み350万人を動員、『ガン&トークス』など長年にわたってタッグを組んでいるチャン・ジン監督と申河均(シン・ハギュン)は『拍手する時に去れ』をヒットさせた。

 最近公開されて人気を集めている『クァンシクの弟クァンテ』のキム・ヒョンソク監督とキム・ジュヒョクは『爆裂野球団!』でタッグを組んだコンビで、世界約60か国での公開を控えた『無影剣』のキム・ヨンジュン監督と申鉉濬(シン・ヒョンジュン)は『アウトライブ』を通じて既に武侠アクションを披露したことがある。

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