ドラマ
チョン・ミョンファン、『シンドン』撮影中に負傷 スタントなしの格闘シーンで
中堅タレントチョン・ミョンファンが撮影中、刃物に刺され負傷した事実が後日、明らかになった。
MBC特別企画『シンドン』でチョ・イルシン役を演じている中堅タレントチョン・ミョンファンは、ドラマでワンミョンにより処刑されるシーンを撮影する過程で、刃物で2か所を刺され10数針を縫う怪我をした。
チョ・イルシンは、恭愍(コンミン)王位に就いた頃、国権を握って各種不正を働き、結局ワンミョンにより処刑される人物。
27日に放映された問題のシーンは、チョ・イルシンが短剣を数回避けた後、結局斬られて死ぬという最後のシーンで、チョン・ミョンファンはスタントマンを使おうという制作スタッフの勧めを拒み、自ら格闘シーンに臨みたいとし、怪我をした。
事故直後、制作スタッフは直ちに病院に行くよう勧めたが、チョン・ミョンファンは大丈夫だと言って最後まで撮影を続行、その後近隣の病院に行って治療を受けた後、セット場に戻りスタッフ一人一人と別れの握手して帰宅したという。一分一秒を争うドラマ制作の現実で、撮影に支障を来すかも知れないということを懸念、自らを犠牲にした中堅タレントの演技魂が光った瞬間だった。
しかし、別の見方をすると、今回の事件は役者がどれほど危険な状態で撮影に臨んでいるのかを示す端的な例と見ることができる。