女優のハ・ジウォンが、作曲家のソン・シヒョンにアルバム中止による損害賠償金を支払うよう命じられた。

 ソウル・高等裁判所・民事19部は21日、原告のソン・シヒョンが「アルバム制作の約束を履行せず、損害を被った」としハ・ジウォンの前マネジャーチャン某被告を相手取って起こした損害賠償請求訴訟の控訴審で1審判決を支持、被告人らは連帯して原告に4000万ウォンの支払うよう命じ、原告に一部勝訴判決を下したと伝えた。

 裁判部は判決文で、「ハ・ジウォンは当時、アルバム契約の当事者ではないと主張したが、前マネジャーのチャン被告に契約締結代理権を委任した事実が認められた」とし、「チャン被告との紛争を理由に、レコーディングを拒否し、アルバム制作義務を履行しなかったことから、損害を賠償する責任がある」と説明した。

 これに対し、ハ・ジウォンの弁護士は「ハ・ジウォンは誰が見ても女優で、歌手ではないにもかかわらず、裁判所はハ・ジウォンが前マネジャーのチャン某被告に委任した『契約締結代理権』に歌手活動まで含み、包括的に解釈した」とし、「ソウル高裁判決を不服とし、最高裁に上告する」と明らかにした。

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