中堅女優キム・ヘスクが、ユン・ソク監督の四季シリーズドラマ全作品に出演するという珍らしい記録を更新する。

 20日、ユン監督の四季シリーズ完結編『春のワルツ』が初撮影に入る。このドラマでキム・ヘスクは母を亡くしたヒロイン(未定)の叔母役として出演し、熱演する予定だ。

 ユン監督の四季シリーズは、2000年『秋の童話』をはじめ韓流ブームの主役となった『冬のソナタ』(2002年)、清純な孫芸珍(ソン・イェジン)が印象的だった『夏の香り』(2003年)へと続いた。

 キム・ヘスクは、『秋の童話』では貧しい家庭に暮らすウンソ(宋慧喬(ソン・ヘギョ))の母親役として、『冬のソナタ』ではユジン(崔志宇(チェ・ジウ))の母親役で、『夏の香り』ではヘウォン(ソン・イェジン)とミヌ(ソン・スンホン)の恋を影ながら応援するミヌの母親役を熱演した。

 これにより、キム・ヘスクは日本で韓流をリードする中堅女優として人気を集め、日本のサニーヘルスと1年の専属契約を結び、化粧品のメーンモデルを務めている。

 キム・ヘスクは最近、スターニュースとのインタビューで、“最も記憶に残る作品”に『冬のソナタ』と『秋の童話』を挙げ、「人気があったドラマでもあるし、何より私が海外で知られるようになった作品だということで思い入れがある」と話した。

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