今月29日の軍入隊を控えた韓流スターのウォンビンが11日来日し、新宿のホテルで記者会見を行った。DVD「BINUS/ウォンビン(仮題)」のプロモーションのため来日したウォンビンは、はじめは緊張した面もちだったが、次第にいつもの笑顔がこぼれた。以下は会見での一問一答。

-DVD「BINUS」とはどんな意味ですか?

「DVDのタイトルというより、私の名前にちなんでつけられたファンクラブの名前です。(タイトルにしたのは)ファンといつも一緒にいようという思いからDVDのタイトルになりました」

-自分が生まれ育った故郷での撮影はどうでしたか?

「うまく言葉にするのは難しいですが、入隊する前に故郷を訪ねることで懐かしさを感じながら撮影することができました。想い出が甦ってきて、なんだか胸が痛いような気持ちにもなりましたが、とても楽しかったです」

-子供時代はどんな子供でしたか?

「当時の同世代の子供たちと全くおなじです。ヤンチャでよく両親に世話を焼かせる子供でした」

-今回のDVDで気に入っているシーンは?

「行く先々のすべてに私の足跡があるような場所で今回撮影したので、全部気に入っています。 今回、私はファンのみなさんに、ファンタジーのなかの私の姿ではなく、ありのままの私をみせたいという気持ちで撮影しました。あえて言えば、子供のころよく川で魚釣りをして遊んでいたので、川が出てくるシーンが気に入っています」

- 入隊前の心の準備はできましたか?

「入隊に関してはマスコミでいろんな情報が出ています。私も軍隊については十分知っているつもりです。だから、いまは落ち着いています。入隊したら仲間ができるし、いろんなことを学ぶことができると思います。大切な時間が過ごせる、自分にとって良い機会だと思います」

-いま興味を持っていることは?

「除隊後どのような活動をしたらいいのか、現在真剣に悩んでいるところです」

-日本のファンについてどうお考えですか?

「日本のファンの方は、韓国のファンの方とは違ったよさがあります。とても静かで内向的な感じがしますが、俳優の仕事をするうえでも日本のファンの方から本当に大きなエネルギーをもらっています。わざわざ韓国まで来て応援してくださる方がいらっしゃるからです。この場を借りていつも遠くで私のことを応援してくださっているファンのみなさんに、感謝の気持ちを伝えたいです」

-最後に日本のファンにメッセージを。

「ファンのみなさまの多くのご声援、本当にありがとうございます。これからもご声援よろしくお願いいたします。また元気な姿で、そして笑顔で、みなさまの前に戻って来たいと思っています。日本のみなさま、健康でそしてお幸せに」