秋夕(チュソク/旧盆)に放送され多くの話題を集めたドラマ『ハノイの花嫁』が、韓国で初めてベトナム語字幕を収録してDVDで発売された。

 SBSは6日、「今年9月19日にベトナム終戦30周年を記念して、秋夕特別ドラマとして放送した『ハノイの花嫁』(脚本:パク・オンヒ、演出:パク・キョンニョン)のDVDをSBSプロダクションから今月3日に発売した」と発表した。

 今回発売されたDVDは英語字幕と共に韓国で初めてベトナム語字幕が収録された上、放送当時にカットされた5分程度の映像が新たに追加された。また俳優たちの出会いから、キム・オクピンの姉として出演したベトナムの国民的女優であるトゥゲや、バフリエンなどの姿、撮影秘話などが収録されている。

 SBSは「ベトナムに『ハノイの花嫁』DVDを輸出することを現在進めている」と説明している。

 『ハノイの花嫁』はベトナムに医療ボランティアとしてやってきた青年医師ウヌ(イ・ドンウク)と同時通訳を担当する女子大生リティブ(キム・オクピン)の愛を通じて、ライタイハン(韓国人とベトナム人のハーフ)問題や農村の未婚男性とベトナム女性との結婚などの問題を扱った。

 ベトナムのハノイとハロン湾の風景を収めた『ハノイの花嫁』は放送以後、ポータルサイトのドラマ検索の順位で1位を占め、キム・オクピンの自然な演技が大きな話題を集めた。これに鼓舞されたSBSは異例にも放送されてから1か月も経たない特別ドラマを10月3日に再放送した。

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