人気女優キム・テヒのスクリーンデビュー作『中天』(監督:趙東午(チョ・ドンオ))が中国北京でクランクインした。

 27日、制作会社ナビピクチャーズによると、鄭雨盛(チョン・ウソン)、キム・テヒ主演の『中天』が、24日に告祀(幸運を祈る儀式)を行い、27日に中国北京近郊の房山で4か月間にわたる長丁場の撮影に突入した。

 キム・テヒは『中天』で霊魂たちの反乱により危機に陥った中天を救う「ソファ」役を演じる。キム・テヒは撮影前、チョン・ドゥホン武術監督が経営するジムで、毎日4時間以上剣術やワイアーアクションの訓練を受けた。 

 特に、訓練を受け始めたころ、落馬事故に遭ったが、その日の午後に行われた台本合わせに参加するなど役者魂をみせたという。

 同作品で、秀でた剣の腕前で亡霊を退散させる悪霊払い「イクァク」役を演じるチョン・ウソンも同様、撮影前に朝早くから剣術や乗馬のトレーニングに真剣に取り組んだと制作陣は伝えた。

 『中天』は、亡くなった霊魂が蘇る前の49日間とどまる地上の空間「中天」を背景に、ソファとイクァクの運命的な愛を描いた作品。来年秋に公開予定の『中天』は、来年2月まで中国の横店や無錫などでオールロケで制作される計画だ。

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